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永嶺 謙忠*; 松崎 禎一郎*; 石田 勝彦*; 渡辺 功*; 中村 哲*; 角野 良典*; 川村 成肇*; 坂本 真一*; 岩崎 雅人*; 棚瀬 正和; et al.
Hyperfine Interactions, 101-102(1-4), p.521 - 538, 1996/00
1994年11月、ラザフォード・アップルトン研究所のISISに、RIKEN-RALミュオン施設として新しい超電導ミュオンチャンネルを建設した。同時に、得られるミュオンビームがシングルパルス構造で最高の瞬間強度をもち、ビーム純度が高いことなど主要な性能を充たしていることを確認した。実験場所でのHe除去能力をもった高純度D-Tターゲット調製システムや4Tのとじ込め磁石などを備えた、革新的なCF実験施設の建設により、dt-CF反応における付着による正確なX線測定が可能になった。この報告では、ビームの特性試験、初期のCF実験計画、将来計画について述べている。
永嶺 謙忠*; 松崎 禎市郎*; 石田 勝彦*; 渡辺 康*; 坂元 真一*; 岩崎 雅彦*; 三宅 康博*; 西山 樟生*; 鳥養 映子*; 栗原 秀樹*; et al.
Muon Catal. Fusion, 5-6, p.289 - 295, 1991/00
トリチウム濃度30%の液体D-Tターゲットにパルスビームを照射し、ミューオン触媒核融合実験を行った。-付着現象にともない生成する原子から放出される特性X線(8.2keV)の直接測定に成功した。また、測定したX線のスペクトル幅(0.640.22keV)は、ドップラー効果を考慮した理論に一致した。X線の強度から、実効付着率として=0.340.13%を得た。